書きたいことを書くブログ

twitter や Qiita に書けないことを書きます。

癒される音声作品のすゝめ

 今回は割りとガチでハマり気味の「癒される音声作品」について書こうと思います。

 

音声作品とは?

そもそも「音声作品ってなんなの?」という話ですが、その名の通り

「音声のみで作られた作品」

です。

ただ、世間的に「音声作品」と呼ばれてる作品群を見ていると、
個人的には

「音声のみで作られた、ストーリーや臨場感、
 音の心地よさを楽しむ作品」

だと思ってます。

なので、同じ「音声のみで作られた作品」でも「音楽」はまた別ジャンルとしてカテゴライズされているのではないかと思います。

癒される音声作品とは?

では、「癒される音声作品とは何なの?」という話ですが、
大体はこの2つに絞られるのではないかと思います。

  • 催眠音声
  • 音フェチ向け音声

「催眠音声」はその名の通り、催眠を掛けてもらうための音声です。
睡眠導入や気持ちをリラックスさせるもの、R-18 的な内容のものなど、種類は様々です。ただし、催眠の掛かりやすさには個人差があるので、人によっては効果がない可能性もあります。

「音フェチ向け音声」とは、音を聞くことによる心地よさに重点を置いた音声で、
そういったものが好きな人向けの音声です。

「耳かき」「耳舐め」「囁き」「吐息」「ASMR」など、こちらも種類は様々です。

見ての通り、どちらもかなりマニアックな部類に入りますので、万人向けではないと思いますが、
どんなものか気になるのであれば、一度聞いてみることをおすすめします。

音声作品で癒やされるためのコツ

では、「癒される音声作品」を聞くだけでホントに癒されるの?と言うと、
そのあたりは人それぞれなのでなんとも言えません……。

ただし、個人的に

「聞くならここは抑えておいたほうがいいだろう」

と思うものはありますので、それらを挙げてみます。

集中できる環境で聞く

これは何事にも言えることですが、集中できる環境で聞くのが一番です。
大事だと思うのは、

  • 寝てしまっても大丈夫な状態で聞く
  • 聴覚以外の感覚はなるべくシャットダウンできる環境で聞く

です。

「寝てしまっても大丈夫な状態で聞く」は「リラックスできる状態で聞く」とイコールになります。リラックスできる状態で聞いたほうが音声を聞いたときの癒やし効果は高まりますので、これはかなり重要です。

また、「癒される音声作品」というものは、集中して聞いてると大抵眠くなるか、もしくは寝ます。そういう意味でもこれは重要です。

「聴覚以外の感覚はなるべくシャットダウンできる環境で聞く」は聴覚以外からの刺激を減らすために重要なことです。

視覚を例に取ると、視覚を閉じるのであれば目を閉じる以外にも、「電気を消す」「アイマスクをつける」などして、光からの刺激が入らないようにしたほうがよりリラックスできる状態で聞くことができます。

いいイヤホンを使う

音楽と同様、イヤホンはいいものを使ったほうがよく聞こえる場合が多いです。

自分は1万円近くする Bluetooth イヤホンと、デレステ用に買った980円の有線イヤホンで聴き比べしましたが、Bluetooth イヤホンのほうが段違いに良かったです。

ちなみに、今使ってる Bluetooth イヤホンはこれです。
(音声作品目的で買ったわけではないですが…)

www.sony.jp

イヤホンを選ぶ際の基準ですが

  • 音が鮮明に聞こえるか?
  • 音に厚み、奥行きが感じられるか?

が重要です。

これらはどちらも音声を「よりリアルに聞く」ために重要な要素です。
ちなみに、これらの要素の差はバイノーラル録音の作品ほど、より顕著に出ます。

バイノーラル録音とはなんぞや?」って人はこちらを参照のこと。

バイノーラル録音 - Wikipedia

バイノーラル録音」の作品を一度聞いてみるとわかりますが、臨場感が半端ないです……。

また、「よりリアルに聞く」ことが目的となるので、イヤホンの謳い文句でよくあるような「重低音がよく響く」ようなイヤホンは向きません。

例えば、重低音が響くようなイヤホンで「囁き音声」などを聞く場合、マイクに息がかかったときの音の低音が強く出てしまうので、癒やされるどころか逆に不快感を増長させる可能性が出てきてしまいます。

この重低音の話に限らず、「音声作品を聞く」のと「音楽を聞く」のとでは「求めるものが違います」ので、その辺りは気をつけたほうがいいかと思います。

……と、基準や注意する点を色々書きましたが、「結局どんなイヤホンがいいの?」と聞かれたら、「実際に聞いてみるのが一番」という答えになります。

幸いなことに、今はヨドバシカメラビックカメラなど様々な店でイヤホンの試聴ができるので、音声作品をポータブルプレイヤーに入れて現地で聞いてみるのがいいと思います。

まぁ、自分にしか聞こえないとはいえ、公衆の面前で聞くのはかなり抵抗があると思いますが……。

ヘッドホンは?

じゃあ、ヘッドホンはどうなの?って話になりますが、自分はヘッドホンでは聞いたことがないのでわかりません。

ただ、イヤホン同様、ヘッドホンも高いもののほうが「よりリアルに聞く」ことは出来るのではないかと思います。

また、作品によってはヘッドホンのほうが合う作品というのもあるかもしれません。

頻繁に聞かない

これも結構重要で、頻繁に聞きすぎると耳や脳が慣れてしまい、効果がなくなる、もしくは中毒症状を引き起こすことにもなりかねないです。

なので、もし聞く場合は適度に聞くことをオススメします。

音声作品を聞くには?

一番簡単なのは、「ネットに公開されている無料の音声作品を聞くこと」です。
Google 先生に聞けば、いろんなものをリストアップしてくれると思います。

また、「同人系のショップやサイトなどで有料の音声作品を買って聞くこと」もできます。
以下は DLsite.com で売ってる音声作品(全年齢向け)の一覧です。

音声作品 検索結果 | DLsite

価格はピンきりですが、全年齢向けの場合は 300~700円前後の価格帯が多い印象です。
収録時間もピンきりですが、上記の価格帯ではトータルで30分~1時間前後の作品が多いのではないかと思います。

有料の音声作品でもサンプルが聞けるようになってるものがほとんどなので、それを聞いてから買うのがいいかと思います。

個人的におすすめの音声作品

最後に、自分のオススメする音声作品をご紹介します。
ちなみに、好きな声優さんの作品にものすごく偏ってるので、そのあたりはご勘弁を。

また、ここでご紹介するのは全年齢向け作品のみですが、R-18 作品にも癒されるトラックを持つ作品はあるので、抵抗がなければそちらに目を向けてみるのもアリかと思います。

無料作品

有料作品

  • 眠れない夜に [音撫屋] | DLsite Home - 全年齢向け
    声優「かの仔」さんのサークル「音撫屋」の作品。
    ストレッチに始まり、耳かき、囁き、耳舐め、安眠導入と、リラックスして眠りたいとき用の音声作品です。

    これは未だに最後まで聞けたことがない(耳かき以降を聞いた覚えがない)ので、効果は抜群かと思います。

  • 彼女と耳かきと十二ヶ月 [音撫屋] | DLsite Home - 全年齢向け
    こちらもサークル「音撫屋」の作品。
    彼女に耳かきしてもらう音声作品です。1~12月それぞれでトラックが分かれていて、その月にちなんだネタを含んだ話になっています。

    各トラックごとに話は独立していて、かつ1トラック10~15分程度なので、比較的聞きやすいです。

  • ちいさな夢のおはなし。 [りんご晴れ] | DLsite Home - 全年齢向け
    声優「沢野ぽぷら」さんのサークル「りんご晴れ」の作品。
    主人公(自分)とさなみさんの出会いから始まる5日間+αを描いた音声作品です。

    さなみさんがあまりにかわいく、そして優しすぎるので、これを聞いた後は現実に帰りたくなくなります……。

  • 雨恋女の子守唄 [Atelier Honey*] | DLsite Home - 全年齢向け
    声優「野上菜月」さんのサークル「Atelier Honey*」の作品。
    雨の日にしか現れず、かつ自分にしか見えない女性、優雨さんとまったりした時間を過ごす音声作品です。

    野上さんの優しい声に雨音やカエルの声などの雨の日によく聞く環境音がマッチして、とてもリラックスできます。

  • 縁側でまったり耳かきとお昼寝 [とみみ庵] | DLsite Home - 全年齢向け
    サークル「ととみ庵」の作品。
    タイトル通り、縁側で耳かきしてもらったあと、そのままお昼寝しちゃう音声作品です。

    まったりした雰囲気が出ていて、安らぎます。
    ちなみに、CV は VR 耳かきこと「なごみの耳かき VR」でなごみを演じてる「浅見ゆい」さんです。

  • 【耳かき・バイノーラル】愛腐館【囁き・ASMR】 [Project E.L.C] | DLsite Home - 全年齢向け
    クリエイターグループ「Project E.L.C」の作品。
    とある館のとある部屋に素性不明の女性と一緒に閉じ込められた状態から始まり、解放条件である「愛し合う事」を達成するために耳かきしてもらったり、囁いてもらったりするという作品。

    こちらも CV は浅見ゆいさんですが、上の作品とは違い、だいぶSっ気のあるキャラになっています。なので、Mっ気の人には堪らないかもしれません。